FIACS顧問の慶応大学大学院メディアデザイン研究科の中村伊知哉先生から「インバウンドとアウトバウンドとは繋げて考えるべきだ」と伺いました。
アニメや和食などを世界に輸出するためにヤミクモに海外のビジネスフェアへの出店や海外都市に拠点を整備していくよりも、むしろキーマンを日本(現地)に招待して体験してもらったり、訪日のお客様にキチッと「上級の体験」をしてもらって、繋がったまま現地に帰ったその人を起点に広めてもらう方が効果的だということです。
例として機動戦士ガンダムのガンプラは海外での売り上げが8割近くになるけれど、何十万円もする高額商品が国内でしか売らない。
とかディープなライブコンサートは東京で開催して台北や香港ではライブビューイング公演を行うといった感じです。
とにかく国内に求心力を持たせてインバウンドを強化して、それをアウトバウンドに循環させるような考え方をされています。
なんとなく新鮮かつ説得力のあるお話でした。
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