第6章 対話をデザインする:オフィスの行動 OS ⑥
【内容】 1.創造性は「対話」の中で育つ 2.会議は多いのに、対話は少ない 3.対話を育てる行動OS 1.創造性は「対話」の中で育つ 人と出会うだけでは、新しい価値は生まれません。 その出会いが創造につながるためには、「対話」が必要です。 ここで言う対話とは、自分の考えを一方的に伝えることではありません。 相手の考えを聞き、自分の考えも伝え、お互いに理解を深めながら、一緒に新しい答えを探していくことです。 例えば、「こんな方法はどうでしょう。」という一言から、「それなら、こんなこともできそうですね。」と話が広がることがあります。 一人では思い付かなかった考えが、対話を通じて少しずつ形になっていきます。 創造性とは、一瞬のひらめきではありません。 人と人との対話の中で、少しずつ育っていくものなのです。 2.会議は多いのに、対話は少ない 多くの会社では、一日に何度も会議が開かれています。 しかし、そのすべてが対話になっているわけではありません。 会議では、報告や連絡、進捗確認が中心になることが少なくありません。 限られた時間の中で結論を出
45 分前読了時間: 4分
第5章 出会いをデザインする:オフィスの行動OS ⑤
【内容】 1.創造性は「出会い」から始まる 2.出会いは減っていないでしょうか 3.出会いを育てる行動OS 1.創造性は「出会い」から始まる 新しいアイデアは、一人で考えているだけでは生まれにくいものです。 多くの場合、自分とは違う知識や経験を持つ人と出会い、話をすることで、新しい発想が生まれます。 例えば、営業担当がお客様の困りごとを話し、それを聞いた技術者が新しい商品を思いつくことがあります。また、デザイナーの一言が企画の方向性を大きく変えることもあります。 このような創造は、「誰かが優秀だったから」ではありません。 異なる視点が出会ったから生まれたのです。 つまり、創造性の第一歩は「出会い」にあります。 だから、これからのオフィスでは、社員同士が自然に出会える環境をつくることが重要になります。 2.出会いは減っていないでしょうか ところが、多くの会社では、その出会いが少なくなっています。 仕事は部署ごとに分かれ、同じメンバーと仕事をする毎日です。 会議も決まった参加者だけで行われ、他部署と話す機会はそれほど多くありません。..
2 日前読了時間: 3分
第4章 オフィスの行動OSという発想:オフィスの行動 OS ④
【内容】 1.オフィスは「空間」ではなく「行動」をデザインする 2.行動OSとは何か 3.空間・制度・運営をつなぐ新しいオフィスづくり 1.オフィスは「空間」ではなく「行動」をデザインする 皆さんは、スマートフォンのOSを意識したことがあるでしょうか。 OSとは、アプリを動かすための土台となる仕組みです。普段は目に見えませんが、OSがあるからこそ、さまざまなアプリが快適に動いています。 私は、オフィスにも同じような考え方が必要だと思っています。 これまでのオフィスづくりは、「どんな空間をつくるか」が中心でした。 机をどう並べるか。 会議室を何室つくるか。 カフェスペースを設けるか。 もちろん、これらは大切です。しかし、本当に大切なのは、その空間で社員がどのような行動を取るかではないでしょうか。 同じカフェスペースがあっても、誰も話をしなければ創造性は生まれません。 同じラウンジがあっても、部署ごとに座っているだけでは新しい発想にはつながりません。 つまり、空間そのものではなく、「そこでどのような行動が自然に生まれるか」が重要なのです。..
5 日前読了時間: 3分
















